長岡仏壇(ながおかぶつだん)
ケヤキを使用した戸板に漆の艶を出す呂色(ろいろ)仕上げ、立体感のある高度な彫刻技術や金箔仕上げが特徴で、宮殿(くうでん)※注 が三ツ屋根であることも当地域ならでは。(通常は二ツ屋根か一ツ屋根)
生活様式の変化等で仏壇離れが進む昨今だが、新しい意匠に挑戦し全国コンクールで受賞を重ねるほか、継続的に地元小学校に赴いて製作体験学習会を実施、長岡仏壇の伝統技術・文化を次世代に継承していく活動を続けている。地元児童が長岡仏壇への理解を深めるとともに、将来の後継者の卵として育っていくことで、産地の継続した発展が期待されている。
- ※注 宮殿(くうでん):
- 各宗派の寺院の内陣宮殿を仏壇用に縮小したもの
○主な製造地域:長岡市、小千谷市、十日町市
【長岡地域仏壇協同組合】
〒940-2035 長岡市関原町5-5(廣川佛壇店内)
電話 0258-46-2210 FAX 0258-46-2210
Email