匠の手小千谷縮

シボが生み出す清涼感のある麻縮

小千谷縮は、古くから伝わる越後麻布を起源とし、当地域に根ざした苧麻(ちょま)を原料とした麻織物が、長い年月の間受け継がれてきた。江戸時代初期に改良され、緯(よこ)糸に強い撚(よ)りをかけ織り上げた後に湯もみし、独特のシボ(しわ)を出すことで小千谷縮が誕生する。最終工程で作られるこのシボによって、肌にべたつかず、夏でもサラッとしたさわやかな着心地になる。優れた通気性と吸湿性を持った清涼感あふれる夏物着尺地である。

※シボ:独特の凸凹としたシワ

小千谷縮

小千谷縮(おぢやちぢみ)

県内織物産地の伝統的工芸品指定織物5品目(絹織物)とは違い、麻糸が原料。先染め※注1 の織物で、経糸(たていと)は無地、緯糸(よこいと)の 絣(かすり)※注2 のみで柄を出し、緯総絣(よこそうがすり)と呼ばれる。
最近では、軽くて涼しく、家で洗濯することのできる小千谷縮の特性を活かし、夏に着心地のいいシャツやジャケットのファッションブランドや、夏用寝具も生産され、好評を得ている。

  • ※注1 先染め/糸染め:京友禅などのように織り上がった白生地を染めたり、模様を描く後染めとは異なり、織り上がった時に柄になるようあらかじめ染めた糸で設計図通りに織り上げる。
  • ※注2 絣(かすり):糸に模様を染める技術

Doticon_blk_Movie.png 小千谷縮の雪さらし(小千谷市)の動画

○主な製造地域:小千谷市、長岡市、十日町市

【小千谷織物同業協同組合】
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